マクラーレンは、F1カナダGP初日のフリー走行でフェルナンド・アロンソが10番手タイム、ストフェル・バンドーンが16番手タイムだった。フェルナンド・アロンソ (10番手)「今日はかなりポジティブに感じた。クルマの感触はFP1からすぐに良い感じだったし、FP2ではもう少しロングランとセットアップに焦点を置いた。クルマはここで競争力があるように思うし、今は明日の予選で結果を出す必要がある」
「このサーキットではレースペースに優先順位をつける必要がある。ここはオーバーテイクができるし、日曜日に強くなければならないからね。予選でポイントを貰えるわかではないので、予選にすべての努力を注ぐ価値はないけど、明日はQ3も可能だと思っている。バランスに大きな問題はなかった。セットアップにはほぼ手を触れなかった。ここに持ち込んだ新しいパーツで空力テストを実施しただけだ。これからじっくりとデータを分析して、明日にむけてクルマを最適化させていく。ハイパーソフトはFP1でしかテストしていないし、実際にどうかを言うのは難しいけど、今のところデグラデーションはそこまで酷くないし、予想していたよりも少しいいかもしれない。1発で最速なタイヤであることは確かだ。レースは1ストップやハイパーソフトで2ストップをやってくる人もいて興味深いものになるだろう。創造性の可能性を広げてくれるし、最適化できるかどうか見てみよう」ストフェル・バンドーン (16番手)「実際、今日はまずまずの一日だった。FP2でウォールに不運な接触をしてしまい一日は少し短縮されてしまったけど、全体的にはポジティブな一日だった。FP1でかなり競争力があったし、FP2でもかなりいい感じだった。FP2ではあまりハイパーソフトで走らなかった。それら全てを見れば、良い一日だったと思うし、明日を楽しみにしている。今日は2台のクルマで多くのことを試していたので、僕にとってバランスは少し浮き沈みがあったけど、僕たちがここに持ち込んだ新しいものをとても良く学ぶことができた。明日は全てを正しいスペックにするし、良い状態になると確信している。このトラックは常にちょっと妥協を強いられる。ストレートが多く、タイトなシケインが多いし、クルマでいい位置取りができなければならない。セットアップは常にバランスに悩まされるし、レースにむけて何がベストかを見極める必要がある。ウォールにヒットしたときは、何かがコントロールできなかったからではなく、僕は少し野心的すぎただけだ。ウォールに接触して、残念ながらパンクしてしまった。それでも、今日のクルマのフィーリングはポジティブだったし、それなりの周回数を重ねることができた」関連:・F1カナダGP フリー走行2回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム・F1カナダGP フリー走行1回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム