ダニエル・ティックタムが、2017 McLaren Autosport BRDC Awardを受賞した。レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティックタム(18歳)は、今年のマカオGPで優勝。フォーミュラ・ルノー・ユーロカップで1勝をあげてルーキーシーズンを7位でフィニッシュ。またGP3にも最終3戦に参戦してアブダビで表彰台を獲得している。
2015年にはMSAフォーミュラに参戦したが、シルバーストンでのレースでセーフティカー中にライバルに意図的にクラッシュしたことで2年間のレース禁止処分となっていたが、見事に復活を果たした。シルバーストンでF2マシン、メルセデスDTM、マクラーレンGT3を使用して2日間の評価を経て、ダニエル・ティックタムは、McLaren Autosport BRDC Awardを受賞することになった。McLaren Autosport BRDC Awardのご褒美として、ダニエル・ティックタムは、2018年シーズン中にマクラーレンのF1カーでテストを実施する。過去には、デビッド・クルサード(1989)、ダリオ・フランキッティ(1992)、ジェンソン・バトン(1998)、ポール・ディ・レスタ(2004)、ランド・ノリス(2016)といったドライバーがこの賞を受賞し、マクラーレンのF1カーをテストしている。ダニエル・ティックタムは、F1の週末にレッドブルのシミュレーターの役割があるためGP3には参戦せず、2018年はヨーロッパF3選手権に挑戦。Motoparkでジョエル・エリクソンとチームを組む。
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