マクラーレンは、2018年に再び競争力を取り戻すために全てのオプションをテーブルに並べているとエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは語る。マクラーレン・ホンダは、開幕から6戦連続でノーポイント。マクラーレンにとってチーム史上最悪のシーズンスタートとなっている。
マクラーレンは、FIAに2018年のエンジン供給元としてホンダを申請しているが、現在の苦境はホンダのエンジンにあると指摘。2018年にむけて全てのオプションを評価していると述べ、エンジンメーカー変更の可能性も示唆している。「我々は問題に取り組む必要がある。我々はマシンの後部にかなり大きな問題を抱えている」とザク・ブラウンはコメント。「2018年は遠い話ではない。我々はいかにしてトップにたどり着くかについて評価しなければならない。レース部門(兼マクラーレンCOO)で私のパートナーを務めるジョナサン・ニールが述べたように、そのための全オプションがテーブルの上に並べられている。我々はトップに返り咲かなければならない」「まだはっきりとした答えは出ていないが、取り組んでいるところだ」 また、フェルナンド・アロンソの去就について、マクラーレンに残留するかどうかは完全にアロンソに委ねられているとザク・ブラウンは語る。「現在の我々の位置を考えれば、来年にワールドチャンピオンシップを争うことなど非常に想像しがたいことのように思えるだろう。だが、大きな前進は可能だ」とザク・ブラウンはコメント。「今はどのようにそのポジションを手に入れるか見つけ出そうとしているところだ。夏休みまでにはまだ少し時間がある」「次の数カ月でどうなるか見てみよう。フェルナンドを納得させられるかはわからない。彼は自分がレースをしたい環境であるかどうかを自分自身で納得するだろう」「フェルナンドとレースチームに話をさせ、シーズン後半にどうなるか見てみようと思っている」
全文を読む