マクラーレンとホンダは、F1アメリカGPでフェルナンド・アロンソのエンジントラブルの原因を調査していく。フェルナンド・アロンソは、F1ロシアGPのフリー走行1回目にホンダの“フェーズ4”と呼ばれる改良版パワーユニットを試した後、F1アメリカGPで投入した。しかし、F1アメリカGPの決勝レースでは、そのパワーユニットにトラブルが発生し、ポイント獲得のチャンスが奪われた。
F1メキシコGPでは、チームメイトのジェンソン・バトンにも新パワーユニットが搭載されることが計画されているが、同じ問題が行わないようにマクラーレン・ホンダは慎重に調査を進めている。「何が起こったのか調査していく」とマクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはコメント。「新しいエンジン仕様を投入したが、フェルナンドが6位、ジェンソンが7位を走っていた残り10周で、フェルナンドのエンジンに問題が発生して、それが原因で彼は11位でフィニッシュすることになった」「我々はいくつかのステージでパワーを失っていた。何が間違っているのか、問題を避けるためにマッピングでどう対処できるかを解明するのに時間がかかった」「我々はマッピングを変更することによってリカバリーしたが、彼は多くのポジションを失っており、そのときには遅すぎた。何が起こったのか理解する必要がある」「何らかのダメージがあったのか見てみる必要があるし、ジェンソンに新しいエンジンを投入するかどうかを決定しなければならない」エリック・ブーリエは、少なくとも新しいパワーユニットにある程度の進歩を感じているようだ。「同じシャシー構成を2台走らせると比較ができるし、それが良いかどうかを理解するためにデータを調べることができる」「新しいエンジンで1秒ということはないし、全てのデータを慎重に分析しなければならない。だが、明らかに進歩はある」関連:マクラーレン・ホンダ:ジェンソン・バトンが6位 / F1アメリカGP
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