マクラーレンは、ホンダの母国グランプリを前に“緊急会議”を開いている。今週、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダが所有する鈴鹿サーキットから500km近く離れた栃木県さくら市にあるホンダのF1エンジン開発拠点を訪れていた。だが、これはただの表敬訪問ではない。ホンダの低迷は明白であり、討議するべきことはたくさんある。
Telegraph は、マクラーレンの総帥ロン・デニスが、最近F1ストラテジーグループの会議で、現在のエンジン開発制限が継続されてば、ホンダのF1撤退もあり得ると警告したと報じた。F1最高責任者のバーニー・エクレストンも、現在のエンジン規約に対して反対しているおりマクラーレン・ホンダはバーニー・エクレストンを味方につけている。バーニー・エクレストンは「これは他のマニュファクチャラーを遠ざけていると思う。100%だ」と Forbes にコメンと。「ホンダが参戦して活躍すれば、世間は『彼らにできるなら、我々にもできる』と言ったかもしれない。今はその逆だ。『彼らにできないのなら、我々にチャンスはあるのだろうか?』と言っている」ホンダの会議では、幹部らは2016年の収入状況についても話し合われるはずである。マクラーレンは、何百万ポンドの公式な賞金のほか、重要なスポンサーを失うと報じられている。だが、 Speed Week は、マクラーレンが先週末のシンガポールで、中国のスポンサー候補と会ったと報じている。
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