マクラーレン・グループは、標準ECUのソフトウェアの問題が、マーク・ウェバーのF1オーストラリアGPのスタートに悪影響を与えたことを認め、謝罪した。F1オーストラリアGPでフロントローに並んだマーク・ウェバーだが、フォーメーションラップで全てのテレメトリーデータとKERSを失い、1コーナーまでに7番手まで順位を落とし、最終的に6位でレースを終えた。
「オーストラリアGPに参加した全てのF1カーには2013年版の新しい標準ECUが搭載されています」「マクラーレン・エレクトロニクス・システムズによって供給される新しいECUは、2月の冬季テストで大部分のチームによってトラックで初めて動きました」「それらは、2008年にFIAによって標準ECUが導入されて以降、非常に信頼性のあった以前のECUに代わるものです」「電子ユニット自体はメルボルンで問題なく動いていましたが、ソフトウェアに関連する問題があり、マーク・ウェバーのレッドブル・レーシングのクルマのガレージのデータシステムは、フォーメーションラップ中にリスタートしなければなりませんでした。そのことが彼のレーススタートの準備を混乱させてしまったことに対し、マークとチームに謝罪させて頂きます。我々は再発を防止するために彼らとともに働いています」