マクラーレンは、F1モナコGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが3位、ルイス・ハミルトンが6位だった。ジェンソン・バトン (3位)「まずなにより、ヴィタリー(ペトロフ)が無事だと聞いて嬉しく思っている。今週末は大きなクラッシュが続いていたしね。レースに関しては何も間違ったことはしていないし、十分なリードを築いていたけど・・・最終的に15ポイント“しか”獲れなかったね。でも、それがモンテカルロだ」
「1回目のピットストップでセバスチャン(ベッテル)の前にでて、そのあとはスーパーソフトで懸命にプッシュしたし、何度かウォールに触れさえした。マシンは良かったし、約15秒という大きなリードを築くことができた。その時点では全てが順調に思えた。その後もう一度ピットストップしたけど、その直後にセーフティカーが入った。その段階でまだプライムで走っていなかったので、レースをフィニッシュするためにはもう一度タイヤを交換しなければならなった。残り10周では僕、セバスチャン、フェルナンド(アロンソ)がレースに勝つチャンスがあった。セバスチャンのタイヤは終わっていたし、フェルナンドは本当にハードに彼をプッシュしていた。フェルナンドがターン1で仕掛けようとしていたし、見ていて楽しかったよ。彼らがお互いに争えば、クラッシュしたり、僕が前に出るチャンスが出てきそうだったからね。あの時点では僕たちの誰が勝ってもおかしくなかった。でも、ヴィタリーの大きな事故による赤旗で全チームが新品タイヤを装着した。何もできることはなかった。僕たち3人は同じペースだったし、アドバンテージを失ってしまったからね。今週チームは素晴らしい仕事をしたし、本当に満足している。僕たちは本当に頑張ったし、ここでセバスチャンを倒すためには異なることを試さなければならなかった。うまくいきそうだったけど、最終的には成功しなかった」ルイス・ハミルトン (6位)「本当に期待外れな週末だ。今日の午後、つまりレースそのものは、ミハエル(シューマッハ)、フェリペ(マッサ)、パストール(マルドナド)に力強く仕掛けたけど、その2つでペナルティを課せられた。フェリペにはヘアピンでインサイドを突いたけど、彼が早めにターンインして僕たちは接触した。パストールとの件も、彼がターンインしたので、縁石に押し出されてしまった。ペナルティを受けたのは不満だ。このサーキットではオーバーテイクが本当に難しいので、そういうチャンスを得るのはまれなことだ。僕は全力でレースしたし、みんなにいいショーを見せたかっただけなんだ」関連:F1モナコGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉5位!
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