フェリペ・マッサは、F1ロシアGPの最終ラップでセバスチャン・ベッテルのことをブロックなどしていないと主張する。ベッテルは“不満を言うのが好き”だと述べ、その件を軽視した。最終ラップ、バルテリ・ボッタスはターン2で周回遅れのフェリペ・マッサを抜いたが、セバスチャン・ベッテルはターン3でマッサの後ろに引っかかった。
ターン4でマッサを抜きにかかったセバスチャン・ベッテルは「あれはなんだ」と無線で怒りをあらわにした。バルテリ・ボッタスは、セバスチャン・ベッテルにわずか0.671秒差でラインを通過しており、ベッテルがそこで失ったタイムからアドバンテージになった可能性がある。その件について質問されたフェリペ・マッサは「彼のために完全にインサイドを空けていたし、ターン4手前で減速したけど、彼は行きたがらなかった」とコメント。「彼はインサイドを走るのが怖かったのかな。僕は完全に左に寄っていたし、すぐに彼を行かせようとしていた」「最終ラップで彼がボッタスを抜けなそうだったのも確かだ」「とにかく、彼は不満を言うのが本当に好きだね」その件について質問されたセバスチャン・ベッテルは、マッサがターン3でバックオフすべきだったとほのめかした。「彼はターン3で減速して、僕にアウトサイドを走らせることができたはずだ」「明らかにフェリペは彼に2回味方した。彼にトーを使わせて、そのあと僕のタイムをちょっと犠牲にした」「でも、それはバックマーカーにはよくあることだ」「最初はちょっとむかついたけど、いずれにしろ、バルテリはかなりコントロールしていた。僕がバックストレートでDRSを使っていたとしてもね」2014年から2016年までウィリアムズでバルテリ・ボッタスのチームメイトだったフェリペ・マッサは、ボッタスの初優勝を喜んでいる。フェリペ・マッサは、この勝利がメルセデスが彼と契約すると決断したことを正当化したと考えており、これからボッタスは“異なるドライバー”だと考えている。「彼は今日いるポジションに相応しい」とフェリペ・マッサはコメント。「多くの人が、ドライバーとして彼のことを正しいレベルで話していなかった。僕は彼がメルセデスと契約してすぐに、彼は良い仕事をすると言っていたよね」「彼は良い仕事をしている。メルセデスでの4戦目でこの勝利を掴んだし、もう優勝を成し遂げたことで異なるドライバーだ」「彼は今日よりももっと多くの結果を残していくだろう」関連:【動画】 F1 ロシアGP 決勝レース ハイライト
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