マルシャは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ティモ・グロックが12位、シャルル・ピックは15位だった。ティモ・グロック (12位)「僕たちにとって驚くべきレースだった。全体的に、第1スティントでコバライネンに近づけていれば、戦略でなんとかできることはわかっていたし、クルマから全てを引き出そうとしていた。残念ながら、リアのタイヤ圧がちょっと高すぎてターン19でオーバーシュートしてウォールにヒットしてしまった」
「一瞬、レースは終わったと思ったし、実際にトーがなくなっているのがわかった。ドライビングスタイルを変えなければならなかったし、実際、トラックにクルマを留めておくためにできる全てを変更した。クルマの挙動に慣れなければならなかったし、全ての左周りのコーナーで右リアタイヤを労り、ラップタイムを稼ぐために右コーナーで全てを絞り出していた。セーフティカーが入ったとき、集団に加わって再び戦うチャンスが得られるとわかった。1回目のセーフティカーの後はヘイキよりも速く走れたし、最後に彼がピットに入ったときは彼が新品タイヤで戻ってくるまでにクルマの全てを引き出してプッシュする必要があることはわかっていた。ピットストップに関してチームは本当に良い仕事をしてくれたし、今はとても一貫してきている。もちろん、シーズン終了まで10位を守る必要があるし、それができることを願っている。ここ数カ月にわたって僕たちはケータハムとのギャップを本当に縮めてきたし、この結果はチームの全員にとってとても素晴らしい報いだ。簡単なことではなかったからね。この瞬間を楽しむつもりだけど、次のレース以降のためにプッシュし続けるつもりだ」シャルル・ピック (15位)「まずは、チーム全体によくやったと言いたい。今日のチームリザルトは全員にとって非常に重要だし、今年トラックやファクトリーで信じられないくらい懸命に働いてくれたみんなにとってとても素晴らしい報いだ。僕に関しても、20秒加算で16位に落ちてしまうけど、15位でレースをフィニッシュしたことには満足している。ソフトタイヤで2つの長いスティントを走る2ストップ・レースをする計画だったけど、セーフティカーによってうまくいかなかった。スーパーソフトでとても長い最終スティントを走らなければならなかったし、それによってデグラデーションが酷かった。全体的に力強い週末を過ごせたし、今シーズン初めて取り組んだ新しいトラックのなかでおそらく最もチャレンジングなトラックでFP1から予選までの自分のパフォーマンスには満足している。まだもう少しあるけどね! でも、全体的にここシンガポールでのレースは素晴らしい経験だったし、またレースをするのを楽しみにしている」関連:F1シンガポールGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目