マノーは、今後2〜3年でミッドフィールドでポジションを確立することが“現実的”な目標だと語る。マノーは、今年のF1オーストリアGPでパスカル・ウェーレインが10位入賞。コンストラクターズ選手権でザウバーの前の10位に躍り出た。それでも、デイブ・ライアンは、マノーがまだQ2の常連ではないことに“失望”したままだと語る。
「失望しているよ。そのポジションにいたい。正直に言えば、毎回Q1から抜け出せるポジションにいたい。それが我々がいるべき場所だ」「だが、我々がごくわずかなリソースで昨年から大きなステップを果たしたことは忘れないようにしよう。このクルマは昨年の終わり頃に設計されたものだし、昨年から今年にかけてのラップタイムのゲインという点ではかなり目覚ましい偉業だ。本来、それは素晴らしいことだが、我々はもっと良くなる必要がある」「我々は本当に堅実なミッドフィールドチームになることを切望している。それは現実的だ。だが、そこにたどり着くには2〜3年かかるだろうし、もっと長いかもしれない。とにかく一晩でそれを他誌遂げることはできない。それは無理な注文だ」「我々は非常に強い相手と戦っている。彼らは長い間そこにいて、多くの人材を抱えており、すぐに使える多くのスキルを持っている。我々は彼らより良い仕事をしなければならない」「チームとして常に改善している。毎戦、スタッフはグループとしてうまく機能しているし、お互いを理解してきている。我々は新参者だ。昨年の最後のレースからでさえ、大きな変化があった」「グループとして、我々はかなりうまく機能している。我々は改善し続ける必要があるし、それについては疑いはあに」デイブ・ライアンは、夏休み後のトラックで、マノーはザウバーだけでなく、ルノーを追い抜くことを目標にできると考えている。「今後のサーキットに関しては、スパはいずれにしろ難しいサーキットだし、速く走るにはかなりバランスの取れたクルマが必要だ。だが、我々は大丈夫だ。モンンツァもかなりいいはずだ」「我々のポジションでやらなければならないことは、我々ができる場所でザウバーの前にいることだし、我々の前で何かが起こった場合にそれを利用できる立場にいなければならばばらない。我々はザウバーの前にいるし、ルノーの前に出ようとしている。とにかくクルマを改善させなければならない」「まだいくつかアップデートが入るし、それは素晴らしいだろう。それらがトラックでのパフォーマンスに移行されれば、我々は大丈夫だと確信している」