マノーは、F1ベルギーGPからリオ・ハリアントに代えて、エステバン・オコンをレースドライバーとして起用することを発表した。 フランス出身のエステバン・オコン(19歳)は、今年ルノーのリザーブドライバーを務めると同時にメルセデスからDTMに参戦。エステバン・オコンは金曜フリー走行1回目で走行を担当し、インシーズンテストでもステアリングを握っていた。
開幕戦からドイツGPまでマノーから参戦したものの、契約上の問題からシートを失ったリオ・ハリアントには、リザーブドライバーの役職がオファーされている。エステバン・オコン「あらゆるサーキットのなかでスパでデビューできる。ホームレースの次に嬉しいことだ。今年リザーブドライバーとして重ねてきた経験のおかげで、この刺激的なステップアップへの準備はできている。この話を実現するようにはからってくれたルノー・スポールF1チームとメルセデス・ベンツ、そして、チャンスを与えてくれたマノー・レーシングに感謝している。僕はこのチャンスを両手で掴んだ。もうマノー・テクニカル・センターへ行ってシート合わせをして、これまでに会っていなかったチームの人たちに会った。夏休み明けにアクセルを全開にする準備はできている。今年、彼らは素晴らしい仕事をしているし、彼らが築いたものからさらに進んでいく手助けができることに興奮している。待ち切れないよ!」デイブ・ライアン (レーシングディレクター)「しばらく前から彼のマネジメントはハンガリーGP以降の契約の義務を順守することが難しくなる見通しがあると述べていた。リオのチームはインドネシアの支援者らとともにその状況を解決しようと休むことなく取り組み、我々はドイツGPでリオを走らせたことを含め、その努力にできる限り応えようとしてきた。残念ながら、我々はチームの最良の利益のため、これからのレースにおいては他の選択肢を模索せざるを得ない地点に至った。今季の残りのレースでエステバンをマノー・レーシングに迎えるのは喜ばしいことだ。彼がF1における新星の一人であることは間違いなく、今年はルノーでリザーブドライバーとして輝きを見せるのと同時に、メルセデスAMGからDTMに参戦している。我がチームは2016年に大きな進展を遂げており、先月にはオーストリアGPで初入賞を果たした。我々の野心を現実のものとするには、今季のみならず長期的に開発ペースを維持する必要がある。したがって、後任者の腕前が重要だ。エステバンがスパでグランプリデビューした際には、我々はきわめて強力なラインアップを擁するだろうと確信している。そのコンビと共に、残るシーズンで直近のライバルたちと戦っていく」
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