F1ベルギーGPでのパストール・マルドナドのトラブルについて、ロータスのテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、縁石に激しくヒットしたことが原因と思われることを明らかにした。 パストール・マルドナドは、スパ・フランコルシャンでレース2周目にドライブを失い、早々にリタイアを喫した。
「まだすべてのパーツをチェックしているところだが、彼はオー・ルージュで大きく飛び出しており、非常に強く縁石にヒットした」とニック・チェスターは述べた。「その際シャシーには17Gの衝撃がかかった。どうやらそれがパワーオフを引き起こしたようだ。再びパワーを取り戻すことはできたが、クラッチのコントロールバルブを傷めてしまったと考えられる。パストールがピットに戻り、リセットすることはできたが、そのダメージの程度を見て、マシンをリタイアさせることに決めた」 チームメイトのロマン・グロージャンは、5グリッドの降格ペナルティーによって9番グリッドからスタートし、3位表彰台を獲得した。パストール・マルドナドは7番グリッドスタートだったことから、トラブルがなければ少なくとも4位か5位にはなれたとニック・チェスターは語る。「パストールのペースは週末を通して良かった。予選の通り、ロマンとの差はわずかだった。4位か5位は間違いなく可能だったはずだ」
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