F3マカオGPを2連覇中のダニエル・ティクトゥムが、今季も参戦することが明らかになった。FIA(国際自動車連盟)は2019年のF3ワールドカップの暫定エントリーリストを公表。まだ、確定していないチームはあるものの、33台の参戦枠が確保されている。ディフェンディングチャンピオンのダニエル・ティクトゥムは、今年レッドブルのジュニアプログラムを外されるという激動の年となったが、カーリンから3連覇を目指して参戦する。
「再びマカオに戻るチャンスを得られるかどうか確信が持てていなかったので、今年カーリンと戻れるのはとてもエキサイティングだ」とダニエル・ティクトゥムはコメント。「マカオは本当に素晴らしいサーキットだし、僕は過去に勝っているので、もちろん、今年も狙いにいく。マカオで初めてFIA F3車両を走らせるのは本当にエキサイティングなチャレンジだし、マシンのピレリのタイヤに素早く対応できることを願っている」日本人ドライバーでは角田裕毅がハイテックGPからエントリー。レッドブルとホンダの育成ドライバーである角田裕毅は、今年のFIA-F3をラインキング9位で終えており、来季はFIA-F2へのステップアップが噂されている。今シーズンのFIA-F3でタイトルを獲得した。ロバート・シュワルツマンは、マーカス・アームストロング、ジェハン・ダルバラから参戦。また、Sauber Team by Charouzが初参戦し、F2ドライバーのカラム・アイロット、エンツォ・フィッティパルディ、ダビッド・シューマッハを起用する。昨年のマカオGPで大クラッシュを喫したソフィア・フローシュは、2018年の所属チームであるファン・アメルスフォールトが新車両のF3から撤退したこともあり、現時点ではエントリーリストに名前はない。