ロータスは、支払い問題が原因でホスピタリティーから閉めだされているチームメンバーに食事を手配してくれたバーニー・エクレストンに感謝のメッセージを送った。24日(木)、資金繰りに苦しむロータスの貨物は予定より遅れて鈴鹿のパドックに到着した。しかし、ホスピタリティー施設は準備が整わず、ロータスは雨の降る鈴鹿のパドックで記者対応を行った。
ルノーによる買収の可能性に懸けて待っている状態のロータスだが、28日(月)には一時休止になっているイギリス歳入関税庁が起こした訴訟が再開されることになっている。 セッション間に食事を摂るところもないロータスの従業員たちを迎え入れたのは、グリッドの他のチームたちだった。 雨の影響を受けた金曜日フリー走行を終えたロマン・グロージャンは「とても楽しい。キャンプみたいだよ!」と一日を振り返った。「雰囲気はいいし、僕たちはコーヒーマシンの間に場所を見つけて、ピレリがホスピタリティーでドライバーやメカニックがランチをとれるようにしてくれた」「理想的なスタートではなかったけど、マシンがコースに出ているときはそれに集中する」 また、バーニー・エクレストンもパドッククラブでロータスの従業員たちが食事をできるように取り計らった。今月初めには、バーニー・エクレストンがロータスのスタッフ400名の給与を肩代わりし、150万ポンド(約2億8,000万円)を支払っている。 金曜日のセッション終了後、ロータスは、チームの公式Twitterでバーニー・エクレストンに感謝のメッセージを送った「もし、我々が今日どこで食事をとったのか疑問に思う人がいるなら・・・ミスターEがかくまってくれたんだ #ThankYouBernie」