ロータスは、チーム存続の危機にあるとの憶測を否定した。ロータスは、今年最初のプレシーズンテストを欠席することを発表。昨年は、キミ・ライコネンの給与未払いやカンタムとの投資契約がまとまらないなど、経済状況に懸念が高まっていた。だが、ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、ロータスはF1に長期的に参戦すると断言した。
「我々のチームはすべてうまくいっている。ロータスは今年を含め、今後も長期的にF1に参戦する」とエリック・ブーリエは BBC Sport にコメント。ヘレステスト欠席については、ロータスの他にも欠席するチームは出てくるはずだとエリック・ブーリエは考えている。「ヘレステストに出席しないのは我々だけではないと思う。私はそれを事実であることを知っている」「我々は、1カ月前から時間的に厳しくなるだろうと言ってきた。実際、大部分のチームがタイトになることに合意している。そして、我々はこのような決断を下した」「マシンの準備が間に合わないというのは事実だが、少し遅れるのみだ。いくつかの点でそれほど悪くない面もある。他のチームが何をしているのかを見ることができるし、ライバルに我々の状況を見られることはない」「今年はレギュレーションが大きく変化する。そのため誰もがライバルたちの動きを非常に注意深く見ている」今年は1.6リッター V6ターボエンジンが導入されることに加え、エネルギーリカバリーシステム、空力面やタイヤなどが変化するため、シーズン前テストで最大限に走行を行うことが重要だと考えられている。エリック・ブーリエは、E22での走行時間を失うことは“懸念材料”であるを認めが、大きな遅れにならないよう全力を尽くすと述べた。「テスト期間の3分の1を失うことを承知した上でこの決断を下した。大きな遅れをとらずに済むよう、他とは少し異なるアプローチでうまくやることに集中しなければならない」
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