ホセ・マリア・ロペスは、シトロエンがWTCCから撤退した後、フォーミュラEへの転向にオープンな姿勢をみせている。アルゼンチン出身のホセ・マリア・ロペスは、フォーミュラEのブエノスアイレス大会に姉妹ブランドのDSのゲストとして訪問。ジャン・エリック・ベルニュが食中毒になったことで、シート合わせをして待機したが、ベルニュが待機したことで、フォーミュラEデビューは実現しなかった。
ホセ・マリア・ロペスは、WTCC後のオプションとしてフォーミュラEは魅力的だと語る。昨年、DSヴァージンのフォーミュラEマシンをテストしているホセ・マリア・ロペスは「将来、いいんじゃない?」とコメント。「ドライバーのレベルが気に入っているし、知っているドライバーもたくさんいる。それに、彼らはとても素晴らしい都市でレースをしている」「現在はシトロエンドライバーなのでそれは可能性ではない。2017年にシトロエンがWTCCを離れることになれば、将来のオプションになるかもしれない」「ちょっとしたテストをしたけど、楽しかったよ。違ったものだし、慣れるには時間がかかるけど、運転いていて楽しい」「最初はみんなどうなるか疑問に思っていたけど、みんなの予想を上回ったと思う」「ドライバーはレースをするのが好きだし、これはしっかりとしたレースだ」ホセ・マリア・ロペスは、WTCCを2連覇しており、シトロエンと“ファミリー”の繋がりを維持したいと考えている。DSはシトロエンのラグジュアリー部門であり、独立したブランドのポジションを固めるためにフォーミュラEを利用している。しかし、長年シトロエンの技術面を引っ張ってきたザビエル・メステラン・ピノンがDSのフォーミュラEブランドに移動したことで、シトロエンとDSの繋がりが強まっている。「今日いるチームとの繋がりを保てたら素晴らしいだろうね。彼らは2年前に僕を受け入れてくれた。ファミリーなんだ」