リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1シーズンに向けたレッドブルF1のドライバー選考期間中、自身がトップチームへ復帰する可能性について「まったく考えていなかった」と明かした。ローソンは来季もレーシングブルズで走ることが決まっており、レッドブルF1への再昇格は実現しなかった。2025年シーズン序盤、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルF1で開幕を迎えたローソンは、わずか2戦でレーシングブルズへ降格。その後は姉妹チームで再び安定したパフォーマンスを取り戻し、来季のシートを確保し...
なお、レーシングブルズではアービッド・リンドブラッドが新たに加入し、アイザック・ハジャーが角田裕毅に代わってレッドブルF1へ昇格することが決まっている。レッドブルF1復帰の可能性について問われたローソンは、RacingNews365などの一部メディアに対し、次のように語った。「正直なところ、今年はそのことを本当に考えたことがなかった。特に僕が戻ってきた直後は、かなり難しい数レースが続いていたからね。」「シーズン前半は、とにかく自分の居場所を取り戻して、このマシンに慣れることに集中していた。」「プレシーズンの最初の段階で、マシン開発の流れに参加できなかった部分もあって、シーズン中に僕にとって少し扱いやすくするための変更も実際に加えた。」「だから正直に言って、レッドブルF1に戻ることは、まったく考えていなかったんだ。」ローソンは現在のレーシングブルズでの立場に満足しており、まずは与えられた環境で結果を積み重ねることに集中している姿勢を強調した。