マクラーレンのランド・ノリスは、F1バーチャル・バーレーンGPでレースをスタートできない30分の時間を利用してF1ドライバーに生電話。大爆笑トークを繰り広げてその日の主役となった。ランド・ノリスは、技術トラブルによって予選とレース前半に参加できず、代わりにコンピューターの“LandoBot”が走行。ノリスは自分がプレイする様子をTwitchで配信しており、その時間を利用して仲間のF1ドライバーに生電話した。
まず最初に電話をしたマックス・フェルスタッペンは「僕ならコンピュターの電源を切ることから始めるね。バーレーンを走っているだよね? だったら、1コーナーでブレーキをかけずに全員をぶちかまして、1周全体でトラックを逆走して、最後にピットウォールに頭から突っ込んでクラッシュする必要があるね。楽しんでね!」とアドバイス。次に電話したカルロス・サインツは「誰?」と困惑した後、チームメイトからの電話だと気づいて『Landoooooooo』と絶叫。その後も元レースエンジニアのアンドリュー・ジャービス、マクラーレンのCEOのザク・ブラウン、フォーミュラEレーサーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタなどと会話した後、同世代のドライバーにも電話をかけた。ジョージ・ラッセルには「レースをスタートしたばかりなんだ。最後尾からスタートしている。去年、一番グリッドの最後尾からスタートした経験の電話したくてさ」と切り出す。これを受け、ラッセルは「気にしないでそのまま止まっていればいいよ。後ろには誰もいないし、そうすれば追いついてくる。1番手だ」と返答。この答えにランド・ノリスは「どころで、どの時点でクビサは君を抜いたの?」と皮肉った。最終ラップでのランド・ノリスのクラッシュを見ていたアレクサンダー・アルボンは、その走りを批判した。するとランド・ノリスは「やあ、アレックス。僕はブラジルで君がルイス・ハミルトンにぶつかった走りを気にいらなかったけど、そうは言わなかったよね?」とやり返した。ランド・ノリスの生配信は、Twitchでのこれまでの最高視聴者数7万人を上回り、10万人の壁を破った。
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