ロバート・クビサは、今は身体的に準備ができていると感じており、再びF1カーを運転したいと語る。2011年のオフシーズンにラリーでの事故で右腕に重傷を負ってF1キャリアを断たれたロバート・クビサは、その後活躍の場をWRCに移行。だが、2016年から再びサーキットレースに徐々に復帰。そして、2017年にはバイコレスからWECのLMP1クラスにフルタイムで参戦することが決定した。
ロバート・クビサは、メルセデスのシミュレーターを何度かテストするなど、F1へのコネクションは保っており、実際にF1テストをオファーされたこともある。ロバート・クビサは、3年前にF1カーをテストするチャンスがあったが、その時は良い仕事ができると感じられずに断ったと明かした。「その時はうまくやれる自信がなかった」とロバート・クビサはコメント。「そう何度もチャンスはないことはわかっていたけど、自分のコンディション、自分に何ができるかについて常に納得していたかった」「もし、納得できないなら、自分の心に『忘れろ』と言っていた」「僕のフィジカルコンディションは普通とは違うし、似たような状況を経験した人も多くない。全員が異なる方法で反応するし、それは非常に個人的なことかもしれない」今、F1カーをテストするオファーがきたら受けるかとの質問には「イエス」とロバート・クビサは語る。「今は答えは違っている。F1カーをテストしたい」「しばらく経っているので、自分自分を証明しなければならないだろうけど、うまくやれると思う。F1経験のスリルを思い出したい」「何度かシミュレーターを試しているし、全部ではないけど、F1トラックの80%は運転できると確信している」「F1での最後の3シーズンでは優れたパフォーマンスを達成していたけど、今は不足しているレベルは小さくなっていると思う」「ルノーとの2010年は何も間違ったことをしなかったと思うし、そのパフォーマンスを取り戻すには何年も頑張らなければならない」「ラリーではその部分が恋しかった。自分を最高の状態にする準備が必要な時間がね。全てがあまりに早くに行われてしまった」