最終日に最速タイムを記録したロバート・クビサだが、午前中にテクニカルトラブルでプログラムが制限されたことで複雑な心境のままバレンシアを後にした。ロバート・クビサは、サイドポッド前方に排気口を配置した革新的なイノベーションを採用するR31で今週の最速タイムを記録。しかし、午前中に電気系のトラブルが発生したことで、13:30までプログラムを実施することができなかった。
「一日を2つのパートに分けることができる」とクビサは述べた。「本格的な走行は13:30までできなかったので、ポジティブだとは言えない」「マシンの問題を解決したあとは、なんとかセットアップの評価やタイヤ作業をすることができた。でも、午前中はプログラムを完了できあんかったし、目標にしていた周回は走れなかった」「でも、マシンに問題が出たり、信頼性のトラブルが発生するなら、バーレーンよりここバレンシアで出た方がいいよね」昨日フェルナンド・アロンソがF150で記録したタイムをコンマ2秒上回ったクビサは「昨年マシンと比較するのは不可能だ。でも、フィーリングは全員が同じコンディション、同じタイムで走行しているときに、物事がどう見えるかにかかってくる」とコメント。「僕たちはプッシュし続けなければならないし、バレンシアでの問題を解決させるために働き続けなければならない」関連:F1バレンシアテスト最終日:ロバート・クビサがトップタイム