FIAはF1日本GPの決勝レースの正式なグリッドを発表。小林可夢偉は7番手からレースをスタートすることになった。小林可夢偉は、Q3でタイムを記録しておらず当初は予選10番手と記録されていた。だが、小林可夢偉の前の3名のドライバーもタイヤを記録しておらず、最終的に小林可夢偉が7番グリッドに昇格することになった。
ドライバーがタイムを記録できない場合、グリッド順は以下の順序で決定されると規約には記されている。1.予選タイムを記録しようと試みていたドライバー2.計測ラップをスタートできなかったドライバー3.期間中にピットを離れることができなかったドライバー小林可夢偉はタイムを記録しなかったが、セッショ終了ぎりぎりにピットを出た可夢偉の前の3人ドライバーとは違い、計測ラップをスタート出来る状態にあった。それに伴い、8番グリッドはミハエル・シューマッハ、9番グリッドはブルーノ・セナ、10番グリッドはヴィタリー・ペトロフに変更となった。メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハに計測ラップをスタートさせようとしていたが、トラフィックのために時間がなくなったと述べた。「Q3のいくつかのタイムを見たとき、我々がそれらのタイムを上回れることは疑わしいと思った。我々はグループの先頭に残りたかったので、他のマシンがタイムを試みることはなさそうだとわかった段階でラップを始めなければならなかった」「残念ながら、ミハエルを送りだしたときには前に多くのマシンがおり、詰まっていった。ミハエルはラップをスタートしなければならないことをわかっていたので、出来る限り通過しようとしていた。どうなるかはFIAと討議中だ。我々はラップをスタートさせようとプッシュしていた」関連:ザウバー:小林可夢偉、Q3進出で10番手 (F1日本GP予選)