ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、小林可夢偉がチームに“活気あふれる”スピリットをもたらしていると述べ、可夢偉はもっと多くのパフォーマンスを発揮できると考えている。小林可夢偉は、激しいドライビングスタイルと大胆なオーバーテイクですでに多くのファンを引きつけている。ペーター・ザウバーは、可夢偉の人を引きつけてるキャラクターを評価。また、可夢偉にはオーバーテイク能力以上のポテンシャルがあると感じている。
「可夢偉は、チームの全員を奮起させてくれる」とザウバーはコメント。「彼の活気あふれるアグレッシブなスタイルは本当に笑顔にさせてくれる」「その姿勢との相乗効果で、F1ファンも彼を愛している。彼のオーバーテイクは観ていていつも素晴らしいものだ」「しかし、彼のドライビング面だけにフォーカスすることは正当な評価ではないだろう。可夢偉は非常にクレバーなドライバーでもあるし、あらかじめ定義した戦略を実行する方法もわかっている」「彼は今年素晴らしい成長を遂げたし、今後もっとよくなると確信している」「1年前に彼と契約したとき、私は一部の専門家の批判コメントに耐えなければならなかった。しかし、本能的な勘で可夢偉には特別な何かがあると感じていた。そして今、チームに彼がいてくれることを嬉しく思っている」今年、小林可夢偉は、経験豊富なペドロ・デ・ラ・ロサ、ニック・ハイドフェルドとチームを組んでいたが、ルーキのセルジオ・ペレスと組む2011年に小林可夢偉はチームのリーダー役を引き受けなければならないとペーター・ザウバーは語る。「セルジオは才能に溢れている」とザウバーは述べた。「彼にとっての問題は素早く学ぶことだ。彼はここで、可夢偉がペドロやックから学んだのと同じように可夢偉から物事を学ぶことができる」「我々のチームにナンバー1ドライバーはいない。ドライバーはあらゆる面で平等な扱いを受ける。しかし、もちろん可夢偉にはさらなる経験をもたらしてくれることを期待している」
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