2022年 F1日本GP 決勝のハイライト動画。10月9日(日)に鈴鹿サーキットで2022年のF1世界選手権 第18戦 日本グランプリの決勝レースが行われた。決勝前に降り出した雨によってウェットコンディションとなったF1日本GPは波乱のスタート。カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)がクラッシュリタイア。跳ね飛ばされた看板がピエール・ガスリー(アルファタウリ)に当たるアクシデントを含めて混乱し、2周目を終了した後、赤旗が提示されて中断となった。
約2時間の中断を経て、レースは16時15分にセーフティカー先導のローリングスタートで再開。フルウェットとインターミディエイトのクロスオーバーぎりぎりの難しい路面コンディションでの再開となった。優勝はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。1回目のスタートで1コーナー手前までシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)に前に出られたが、リスクを冒してアウトサイドでリードを奪い返し、再開後も抜群のタイミングでインターミディレイトに交換。全員のタイヤ交換が終わってトップに返り咲いてからは危なげないレース運びで今季12勝目、通算32勝目を挙げた。レースはシャルル・ルクレールが2位でチェッカーを受けたが、ターン16でコースオフした後、順位を戻さなかったことで5秒ペナルティを科されて3位に降格。セルジオ・ペレスが2位に昇格した。その結果、ルクレールに13ポイント差、ペレスに7ポイント差となり、マックス・フェルスタッペンの2度目のF1ワールドチャンピオンが確定した。今大会ではレッドブルのF1マシンにHONDAロゴが復活。ホンダのF1エンジンでマックス・フェルスタッペンがタイトルを2連覇。そして、ホンダF1エンジンは1-2フィニッシュを達成した。表彰台にはコンストラクターの代表としてホンダ・レーシングの浅木泰昭が上がった。