レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、F1カナダGP初日のプラクティスで好調な走りを見せ、FP1で6番手、FP2でも11番手タイムを記録した。F1でのモントリオール初走行ながら、セッション開始直後から速さを発揮した。「モントリオールでの走行は今回が初めてだけど、午前中から競争力があることを確認できてよかった」とハジャーは振り返る。
「午後のFP2はトラフィックの影響で走行がやや混乱してしまったけど、それでも明日に向けては自信がある。Q1はトラフィックがかなり厳しくなると思うけど、Q2やQ3に進めればもう少し落ち着くはずだし、そこを目指すのが現実的な目標だ」「このコースは狭くてスピードレンジも高いから、各車のタイム差はかなり小さくなると思う。だからこそ、予選でミスをせず、すべてを完璧にまとめることが重要になる」チームのレーシングディレクター、アラン・パーメインも「ドライバーたちは最速ラップでトラフィックに引っかかったが、それもこのサーキットの特徴の一つ。全体としてはクルマのバランスに満足している」と語っており、ハジャーにはQ3進出の現実的なチャンスがあると見られている。