元インディカーチャンピオンでNASCARカップシリーズでも3度チャンピオンを獲得しているトニー・スチュワートが、スポンサーとしてインディ500に復帰することになった。今回の活動は、トニー・スチュワートが主催するチャリティー基金「トニー・スチュワート ファンデーション」がコロラド州立大学にあるがん医療研究施設「フリントアニマルがんセンター」の知名度アップを目的として「チーム・ワンキュア」を立ち上げ、シュミット・ピーターソン・モータースポーツの#77号車をサポートするというもの。ドライバーはまだ発表されていない。
2016シーズン限りでNASCARを引退したトニー・スチュワートは、これまでも深刻な病と闘う子供たちや動物をサポートし続け、今回のプロジェクトに至った。トム・スチュワートは、自ら大けがを負ってレース界に復活し、インディ500制覇への熱意を共に持つサム・シュミットがこのプロジェクトを進める上で最高のパートナーだと語った。サム・シュミットは、2000年のインディカーテスト中にクラッシュし、首から下がマヒするという重傷を負いながらもリック・ピーターソンと組んでチームを立ち上げ、インディカーシリーズに参戦。同時に自ら基金を立ち上げて障害を負った人々の治療研究をサポートしている。
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