元F1ドライバーでチームオーナーでもあるロジャー・ペンスキーは、F1に復帰する意向はないと語る。今年、F1参戦を果たすハースのチームオーナーであるジーン・ハースは、数年前のアメリカの不運なF1プロジェクトの影響を受けたと認めている。ハースは、フェラーリと提携してF1に参戦するが、実は数年前にフェラーリが理想的なパートナーとしてリストアップしていたのはペンスキーだった。
2010年、当時フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは「3台目のフェラーリがアメリカのプライベートチームによってさばられるのを見られれば素晴らしいだろう。ガナッシもしくはペンスキーを考えている」と述べていた。1976年にコンストラクターとしてレース優勝を成し遂げたペンスキーだが、F1に興味は持っていないと述べた。「F1は今日でも特別なシリーズだ。常にそうだった。それはあらゆる国のインディアナポリスだ」とロジャー・ペンスキーは述べた。「残念ながら、ヨーロッパを拠点にし、スポーツにコミットメントしていない限り、日常的にレースをすることはできないと思う」「ジーン・ハースは、完全に別々のチームを設立したと思っている。彼らはそれを実現するために財政的にコミットしている。その点で我々とはかなり違っていると思う」「その点で、我々は今日やっているインディカー、NASCAR、Xfinity、そしてオーストリアのV8スーパーカーに主要な努力を集中させるつもりだ」