ニコ・ヒュルケンベルグが、2014年にフォース・インディアに移籍する190万ユーロ(約2億6,000万円)の契約に合意したと Blick のベテラン記者ロジャー・ブノアが報じている。数時間前、ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、2014年のキミ・ライコネンの後任の第一希望はニコ・ヒュルケンベルグだと述べていた。だが、その一方でカンタムからの財政援助の契約がこのまま保留状態になれば、ニコ・ヒュルケンベルグが他チームとサインしても責められないとも語っている。
ニコ・ヒュルケンベルグが他チームと契約しても「単に彼や我々にとってタイミングが合っていなかったということだろう」とエリック・ブーリエは述べている。ロジャー・ブノアによると、ニコ・ヒュルケンベルグは、2010年にウィリアムズを追われた際にもキャリア継続の助けとなったフォース・インディアへの復帰を決めたいう。フォース・インディアにとって、ニコ・ヒュルケンベルグとの契約完了に必要なのは、2012年の未払金の支払いと2014年の報酬である190万ユーロを“前払い”することだけだとロジャー・ブノアは伝えている。2012年にフォース・インディアでレースしたニコ・ヒュルケンベルグは、今年ザウバーへ移籍したが、ザウバーはシーズンを通して財政問題に苦しめられている。ニコ・ヒュルケンベルグは「心配はいらない。来年、僕にはシートがあるだろう」とコメント。ニコ・ヒュルケンベルグがフォース・インディアに加入した場合、2014年のロータスの空席に座るのはPDVSAの支援を持つパストール・マルドナドだと考えられている。ニコ・ヒュルケンベルグは、ロータスが必要としているカンタムからの支援がチームに届くのかについて懐疑的だ。「(カンタムの契約話は)とても時間がかかっているし、信憑性が薄れている」「繰り返し延期にされ、結局は希望が失われてしまうものだ」
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