ニコ・ヒュルケンベルグは、現在のザウバーでの状況にフラストレーションを感じていることを認めつつも、自分は落ち着いており、競争力のあるクルマを得るために忍耐強く待つ必要があると述べた。今年ニコ・ヒュルケンベルグは、フォース・インディアから2012年に力強いシーズンを過ごしたザウバーへと移籍した。
しかし、ザウバーは去年のパフォーマンスレベルには遠く及ばず、ヒュルケンベルグは7戦を終えて5ポイントしか獲得できていない。「他の人を見ても、すぐに勝てるクルマに乗れる人はごくわずかだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「ジェンソンだってホンダで長年そうだったし、クルマが十分に良くなかったので彼の能力を示すことができなかった」「それは起こり得ることだ。でも、もちろんドライバーとして常に自分に何ができるかを示すことができ、本当にうまく機能するクルマを望むものだ。でも、忍耐強くなければならない」ニコ・ヒュルンベルグがいたフォース・インディアは、開幕7戦でザウバーに46ポイント差をつけている。4月のF1中国GP以来ポイントを獲得してないニコ・ヒュルケンベルグは、状況に対処することは簡単ではないと認めるが、ザウバーが運命の向きを変えられると確信している。「タフなことだ。期待通りにはいっていないけど、それが人生だ」「冷静さを保って、クルマを改善し、速くするために現在の状況に集中しなければならない」「まだシーズン後半があるし、僕たちはもっと多くのポイントを稼がなければならない」「まだ僕たちは、クルマを改善し、前進できることを証明しなければならない」「かなり自信はあるけど、どれくらいステップを遂げて、今シーズンどれくらい変えることができるかはまだわからない」