ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、アルファタウリとしてのチームとの3年目のシーズンでさらなる飛躍を期待していると語る。ホンダF1は、マクラーレンと決別後の2018年シーズンからトロロッソへのパートナーシップを開始。チームとの良好な関係によって信頼性とパフォーマンスを向上させ、2019年にはレッドブルとトロロッソと合わせて3勝、11回の表彰台を獲得した。
トロロッソは2020年からアルファタウリへと名前を変えるが、組織にまったく変更はなく、田辺豊治はチームとの協力関係がいかにうまくいっているかを語った。「2020年はこのチームとの3年連続のシーズンになりますし、とても楽しみにしています」と田辺豊治は語った。「2017年の冬に我々が初めて共同作業を始めて以来、ホンダにいたすべての人にとって、我々とすべてを共有することを望んでくれる組織であることは明らかでしたし、日本の働き方を理解しようとさえくれました」「真のパートナーシップであり、2018年シーズンからまさに成果をもたらし始めました。昨年、トロロッソとしての最終シーズンでは、10年以上にわたる最高の結果を残しましたし、ドイツとブラジルで3位と2位はそれぞれハイライトでした」「これらの結果は、シャーシ、空力、PU側の改善のおかげです。しかし、素晴らしい仕事上の関係にも多くの責任があります。すべての問題が学びの機会であり、すべての成功が我々の間で共有されています」アルファタウリ AT01のホワイト×ネイビーのボディには、赤でHONDAのロゴが輝く。「レッドブルテクノロジーによってリンクされた同じファミリーの一員であるため、開発のスピードを上げることができましたし、それが今シーズンにも引き継がれます」と田辺豊治はコメント。「当然のことならが、PUからさらにパワーを引き出すために非常に懸命に取り組んでいます。もちろん、パワーは信頼性なしではありません。今年は、F1で22レースとなるので史上最長のカレンダーになるので、さらに挑戦的です」「PUに関連する技術規制は昨年からほとんど変わっていません。したがって、2019年に4台すべてのクルマで得た経験に基づいて進歩を遂げることができた。どのスポーツでも、パフォーマンスは競技者のパフォーマンスとの関係でのみ判断できるため、レースを開始するまで、我々がどれだけ成功できるかを予測することは不可能です」「新しい名前のスクーデリア・アルファタウリが大きな関心を集めることは間違いありませんが、その背後には、過去2年間にわたって我々に貢献してきた同じ戦いの精神を誰もが共有していることをわかっています」
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