2019年のF1世界選手権に向け、ホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソの新型マシンでの合同テストが2月18日よりスペイン・バルセロナでスタートする。ホンダのF1パワーユニット(PU)を搭載して今シーズンのF1に挑むのは、Red Bull Toro Rosso ホンダ(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)とAston Martin Red Bull Racing(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)。
2015年の復帰以降初めての2チーム・4台体制で臨むホンダは、オフシーズン中、短い期間ながら各チームとともに懸命の準備を進めてきた。レッドブル・レーシングは、ピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペン、スクーデリア・トロ・ロッソは、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンというドライバーランナップで2019年のF1世界選手権を戦う。森山克英 (本田技研工業株式会社 ブランド・コミュニケーション本部長)「いよいよF1の新シーズンが始まります。今シーズンはホンダにとってF1復帰から5年目となり、非常に大きな意味を持つ1年になります。昨年は、スクーデリア・トロロッソとの素晴らしいパートナーシップを築きながら確かな前進を感じられた一方で、パフォーマンス、信頼性の両面でトップとはまだ明らかな差があることを実感したシーズンでした。今年は新たにレッドブル・レーシングとのパートナーシップを開始します。チャンピオン経験もあるチームでプレッシャーも大きいですが、トロロッソも含め、2チーム4台体制でさらなる高みを目指して戦います。シーズンを通してトップチームに対する差を詰め、両チームともに昨年以上の結果を残すことが我々の目標になります。まずは今回のテストでできるだけ多くのデータを収集し、開幕戦に向けて万全の準備を行う機会にしなければなりません。いつも応援してくださるファンの皆様とは、これまで以上に大きな喜びを共有できればと思っておりますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)「チームにとってPUサプライヤーの変更は大きな決断でしたが、今はこの状況を楽しんでおり、今後についてもポジティブな期待を抱いています。ホンダとはすでにパートナーとして一丸となれていますし、彼らのF1にかける情熱とチャレンジ精神には我々の想いと共通するものを感じています。双方のエンジニア同士の緊密な作業により、車体とパワーユニットが本当の意味で一体となっていく様子を見ていると、この先が楽しみでなりません。冬のオフシーズン期間中に、レッドブル、ホンダ双方が懸命に作業に取り組み、多くの面で前進できていると実感しています。また、昨年、トロロッソがホンダと一緒に積み上げてきたものがレッドブル・テクノロジーを介して我々のマシンに反映されており、それも大きなアドバンテージになっています。ただ、当然ながらライバルも進化を遂げているはずです。したがって、我々の対他競争力については、少なくともテストで走ってみてから、もっと言えば最初の3レースを終えたあたりにならないと正確なものは見えてこないと思っています。今年の目標は昨年よりも多くのサーキットでマシンの実力を出せるようにすることですが、そこにPUの出力アップが加わればさらに素晴らしいものになります。それさえ実現できれば、我々にはサーキットにもファクトリーにも優秀なチームが控えているので、レースでの勝利や、最終的には選手権の優勝も不可能ではありません。ただ、現実的にはそういったことをシーズン開始後すぐに実現するのは難しいであろうとも想定しています。シーズン中にはチームとして進化を見せられるレースがある一方で、PUの使用基数制限により困難に直面するレースウイークもあるだろうと考えています。それでも、このパートナーシップには大きな可能性を感じていますし、シーズンを通してコンスタントな前進を見せられるものと思っています」フランツ・トスト (スクーデリア・トロ・ロッソ チーム代表)「昨年のホンダとの提携開始は、今後長期的にパートナーシップを継続できればという思いを抱いていたこともあり、チームにとって大きな決断でした。そして初年度からすでに素晴らしい関係性を築くことができたと考えています。このF1の世界の中で、お金で買えないものがあるとしたら、それは時間だと思います。1年という非常に限られた時間の中で進歩を見せられたことから、我々とホンダがいかにこのプロジェクトに対して非常に強い意志とともに臨んでいるかということを示せたのではないでしょうか。今シーズンは、高い技術力を持ったRed Bull Technology(レッドブル・テクノロジー)とのシナジー効果や、ここまでホンダが見せてきた素晴らしい進歩に加え、2名の才能あふれる若手ドライバーを擁しているので、中団での上位を争うことができるのではと自信を持っています」
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