ザウバーが、F1で第2のホンダのパワーユニットを搭載するチームになるとの噂が再熱している。ザウバーのドライバーを務めるマーカス・エリクソンは、ここまで1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを使うことによる不利な点に驚いていると木曜日にバーレーンでコメント。だが、ザウバーはシーズン途中に2017年型のエンジンにスイッチすることを除外している。
そして、バーレーンでは、2018年のエンジン契約についてザウバーとホンダとの交渉が急速に発展しているとの噂が浮上している。ホンダに近いという関係者は「長年、ロン・デニスはホンダが他のチームと働くことを妨げてきた」と Speed Week にコメント。「だが、もうロンはここにはいない」だが、ザウバーは、2018年にホンダで走るという決定が目前に迫っているとの報道を否定している。「我々はいくつかのマニュファクチャラーと交渉している」とザウバーはコメント。ホンダが第2のチームも得ることは、パワーユニットのデータとフィードバックが2倍になることを含め、いくつかの利点がある。ホンダは、育成ドライバーの松下信治と牧野任祐のためにF1へのルートを探していることで知られている。ホンダの関係者は「2018年は日本人のための空きはない。だが、任祐が良いF3シーズンを過ごせば、彼は2018年にF2で走るだろう。そして、2019~2020年までにF1にいるのが理想的だ」とコメント。「それはパスカル・ウェーレインのタイミングとも合っている。彼は2019年にはメルセデスに行くか、もしくはウィリアムズのようなメルセデスのカスタマーチームで走るだろう」