ホンダは、年間4基に制限されるパワーユニットを壊さないためにF1オーストラリアGPで“非常にコンサバティブ”なセッティングを選んでいる。新生マクラーレン・ホンダは、開幕戦の決勝レースを最後列からスタートすることになった。マクラーレン・ホンダは2台ともペース面では大きく出遅れており、ジェンソン・バトンのベストタイムは、ルイス・ハミルトンのポールタイムよりも5秒遅い。
マクラーレンは、プレシーズンテストでマイレージを重ねられず、マシンとエンジンの両方にパフォーマンスが足りないことを率直に認めている。ホンダのF1プロジェクト総責任者の新井康久は、メルボルンの気温の高さを考え、シーズンの早い段階で1つでもパワーユニットを失えばそれ以上に大きな問題を生みかねないことから、もともと性能を抑えていたエンジンのセッティングをさらにコンサバティブなセッティングにしなければならなかったと認めた。 「多くのハードワークを重ねてようやくメルボルンまで来ることができました」と新井康久はコメント。「バルセロナでは、オーストラリアでの良い位置をと予想しましたが、残念ながら、我々には高温の中で走行するためのノウハウと経験がありません」 「初戦でエンジンを失うわけにはいかないので、週末に向けた我々のデータは非常にコンサバティブに設定されています。MGU-Kとエンジン自体のパワーを下げていますが、それはこうした理由のためです」マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、最初からトラブルを予想していたと述べた。 「やるべきことがあまりにも多いのはわかっていた。チェック、評価、そして多くのシステムを確認した。しかし、テストの最終日でさえいくつかの問題が発生し、マシンのパフォーマンスを生かす全てののツールを利用できないままだった」「メルボルンでのトラブルは不可避だった。ここでは全てのセッションで走行できるように、テスト以上にマイレージを稼ごうとしたのは明らかだ。そのためにはいくつかの妥協が必要だった」 「我々は問題を特定した。実際、テストよりも問題が減っているというのは良いニュースだ。進歩している。改良を施し、リカバリープランに取り組んでいるが、その時間枠についてはわからない。可能な限り早く最善のリカバーをしたいだけだ」
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