ルイス・ハミルトンは、2024年F1第4戦日本GPの金曜日に「ベストセッション」を終えた後、メルセデスF1マシンの大幅なセットアップ変更を避けるつもりだと断言した。オーストラリアGPでエンジントラブルに見舞われたハミルトンは、週末序盤の衝撃的なQ2敗退に続く苦境に立たされ、F1シーズンにおける「最悪のスタート」を切った。
しかし、ハミルトンは、改良されたW15が反抗的な前任者よりも多くのポテンシャルを秘めているという楽観的な見方を繰り返した。ハミルトンは鈴鹿サーキットでのプラクティスで5番手タイムを記録し、降雨のため走行が制限されたFP2では2番手に浮上した。メルセデスは今週末、パッケージの弱点を強調する高速コースで苦戦を強いられると予想していたが、ハミルトンはマシンのバランスに満足していた。「素晴らしいセッションだった。僕たちにとって本当に良いセッションだった。今年最高のセッションだったし、クルマのフィーリングもこれまでで最高だった。だからすごくポジティブだったし、興奮した」 ここ数戦の難しいレースを考えれば、先週は素晴らしい仕事ができた。はるかにスイートなスポットで走り始めることができた」「だから、それ以来、特に何も変えていない」現在進行中の相関関係の問題を理解する取り組みの一環として、メルセデスはオーストラリアでの2回目のプラクティスでハミルトンの車で実験を行うことを選択したが、それが「裏目に出た」ハミルトンは一晩でW15を好位置に戻したものの、メルセデスのボスであるトト・ヴォルフは、トラック温度が5度下がったことが急激な低下につながったと明かした。ハミルトンは、同じことが繰り返されないよう、日本GPでは当初から納得していたベースライン・セットアップから逸脱しないつもりだと述べた。残りの週末に向けて励まされるかと問われたハミルトンは「それを知るのは難しいけど、スタートラインとしてより良いプラットフォームやベースラインがあると思うので、あまり多くの変更を加えたり、台無しにしたりしない限りは、おそらく今のままでいられると思う」「セッションがないのは残念だ。タイヤ規則も変更されたから、誰もインターミディエイトで走ることができない」