ルイス・ハミルトンは、F1オーストリアグランプリで自分がクラッシュするのを見てマックス・フェルスタッペンのファンが歓声を上げたことを“mind-blowing(精神または感情に激しく影響を与えた/衝撃的)”と表現した。ルイス・ハミルトンは、Q3のアタックラップでコントロールを失ってターン7のバリアにクラッシュ。ハミルトンは無傷だったが、直後に「ビッグヒット」だったと主張、実際、メルセデスF1はフリープラクティス2までにハミルトンのW13をスペアシャシーに交換する必要があった。
昨シーズンのF1イギリスGPでの衝突以来、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのファンの派閥間のライバル感情は激化している。1週間前のシルバーストンではフェルスタッペンが多くのホームのファンから嘲笑された。また、決勝でマックス・フェルスタッペンがデブリを拾って車にダメージを受けて失速したときにそのアンチファルスタッペンの歓声はさらに大きくなった。だが、今週末のレッドブルリンクはレッドブルのホームレースであり、マックス・フェルスタッペンを応援するオレンジ色の服を着た“オレンジアーミー”の大群が音時れた。ルイス・ハミルトンは、特にドライバーにどのような結果がもたらされるかわからないクラッシュに歓声が上がったことにショックを受けたと語る。「どんな状況であっても、そのようなことには同意できない」とルイス・ハミルトンは語った。「ドライバーが病院送りになる可能性があるのに、その状況を喜ぶのか?」「僕たちのスポーツがどれほど危険であるかを知っている人々がそんなことをするなんで衝撃的だ。病院に行かず、重傷を負わずに済んだことに感謝している」「誰かのクラッシュや怪我を決して喜ぶべきではない。クラッシュではなかったけど、シルバーストンではそれは起こるべきではなかったし、ここでも起こるべきではなかった」
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