ルイス・ハミルトンは、F1アブダビGPの予選でエンジンをセーブしたが、ニコ・ロズベルグを倒してポールポジションを獲れると確信していたと述べた。ニコ・ロズベルグに12ポイント差をつけられて最終戦に臨むルイス・ハミルトンは、予選でロズベルグに0.3秒差をつけてポールポジションを獲得。3つ全てのセッションで最速だった。
だが、ルイス・ハミルトンは、序盤のペースが良かったため、今年、信頼性トラブルに見舞われていたパワーユニットを労わるためにアグレッシブなエンジンセッティングは使わなかったと明かした。「それは全てのセッションで同じだ。ポールを獲りたいし、それははっきりしている」とルイス・ハミルトンはコメント。「通常は特殊なエンジンセッティングで行くところだけど、1回目の走行のペースがとても快適だったので、ニコが使用していたセッティングを使わなくてもいいとわかったし、Q2でも僕の方が速かった。それはポジティブなことだし、エネルギーを無駄にすることなく、出来る限り速くことが重要だった」ルイス・ハミルトンは、今日のグランプリではメンタルの強さが要因になると語る。「場合によるけどね。ニコは全てのレースと同じアプローチをすることに集中していると思うし、それは彼の思考プロセスを物語っている」「僕に関してはチャンピオンシップについては考えていなかった。もちろん、何をしなければならないかはわかっているけどね。でも、単にクルマに乗るたびにベストを尽くすることに集中していた。どうにか本当にうまく合わ込むことができたし、いろいろとエンジン問題があったけど、良いスポットに戻ることができた」「レースに関しては、全てのレースでやってきたようにとにかく全力で走るつもりだ」ルイス・ハミルトンは、ポールポジションを獲ること以外考えておらず、週末を通してグリッドの先頭に並ぶ準備だけをしていたと述べた。「そうだね。スタート練習は全部ポールからだった。そこに着くつもりだったし、2番手からスタートすることは備えていなかった。イメージできないようにしていた」ニコ・ロズベルグ vs ルイス・ハミルトン、2016 F1タイトル獲得の条件関連:【動画】 2016 F1アブダビGP 予選ハイライト
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