ハースのチーフエンジニアを務める小松礼雄が、F1日本GPの金曜記者会見に登場。ロマン・グロージャンの問題についてコメントした。ロマン・グロージャンの問題について質問された小松礼雄は「問題のひとつは一貫性だと思います」とコメント。「我々には非常に少ないリソースと限られた数の人材しかいません」
「クルマのひとつの仕様だけが引き起こしているわけではありません。各々のコンポーネントが本当にうまくまとまっていなければなりませんし、我々はその品質をモニターしなければなりません。本当に改善する必要のあるエリアだと思います」「同じパーツを装着したても、パフォーマンスは必ずしも同じではありません。我々の診断ではロマンがどう感じているかを十部に理解できないときがありますし、全てのエリアで本当に改善する必要があります。ですが、我々は本気でそこに取り組んでいます」ロマン・グロージャンが無線で不満を述べていることについては「ロマンは無線ではかなり感情的な男ですが、報告会に来るととってもいいヤツなんです」とコメント。「彼は本当に感じ取ることができますし、クルマの理解や我々がどこに進む必要があるかを理解する際に本当に助けになっています」ハースの不調はフェラーリの波と重なっているとの質問には「実際、我々に関しては、クルマ、空力、タイヤなど基本的なことを理解しようとしていますし、それが我々が集中していることです。ですが、我々のチームは新しいですし、まだ少し未熟なところもあります。まだ分析プロセスであり、データプロセスにいます。とにかく我々はそれらのエリアを改善していく必要があります」とコメント。「来年も同じ問題に見舞われないようにきとんとシステムとプロセスを配置していかなければなりません。そうすれば、2月から本格的に動き出すことができます」