ハースは、2017年にテストドライバーを務めるシャルル・ルクレールのレースシート昇格の可能性を否定した。シャルル・ルクレール(18歳)は、今年ここまでシルバーストン、ホッケンハイム、ハンガロリンクでのフリー走行1回目にエステバン・グティエレスに代わって出走している。
次に予定されたセパンでのフリー走行はキャンセルされ、シャルル・ルクレールの今シーズンの残りの出走はブラジルとアブダビの2回の予定となっている。シャルル・ルクレールは、2017年のドライバー候補かと質問されたチーム代表のギュンター・シュタイナーは「我々の意見では彼はあまりに若い」とコメント。「彼は非常に良いが、GP3もしくはGP2でもう1シーズン走った方がいいと思う。私には彼のキャリアへの発言権はない。それはニコラス・トッドであり、彼はその考えに関して私に合意すると思う」今年GP3に参戦するシャルル・ルクレールは、アントニオ・フォコに24ポイント差をつけて首位に立っている。シャルル・ルクレールが、F1に転向するチャンスを得るにはチャンピオンを獲得してスーパーライセンスポイントを確保する必要がある。ギュンター・シュタイナーは、2017年のドライバーラインナップの他の候補者について話すことを拒否した。エステバン・グティエレスとの契約更新に関して最新情報はあるかと質問されたギュンター・シュタイナーは「答えは同じだ。答えはない! 彼に聞いてみるべきだ」と述べた。「準備が整ったときに準備していく。我々はあまり急いではいないし、とにかく自分たちなりの時間のかけかたをしていく」「我々はドライバーに関してちょっとした関心を作り出したと思う。それは賛辞だ。1年前には“なぜ僕がそこにいかなければならない?”と言っていた人もいた」ギュンター・シュタイナーは、フェリペ・マッサの引退とジェンソン・バトンの2017年のサバティカルのニュースが、ここまでドライバー市場をあまり発展させていないことに驚いていると述べた。「誰もが、一人が動けば、すべてが起こっていくと考えていたが、何も起こらなかった。非常に奇妙だ」とギュンター・シュタイナーはコメント。「そこには需要がある。若手ドライバーにとっては良いことだ。我々はそれによって新しい血が得られるし、何人かは輝くかもしれない」
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