フェラーリとレッドブルが、F1の最高責任者バーニー・エクレストンと個別に新しいコンコルド協定を締結しか可能性があると報じられている。フェラーリとレッドブルは、最近F1チームの組織であるFOTAから脱退している。F1チーム、商業権所有者、FIAとの3者間で合意されたコンコルド協定は、2012年末で失効する。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は「1月に交渉を開始する」と述べ、新しいコンコルド協定がすでに締結されたとの報道を否定している。フェラーリやレッドブルに金額アップを約束するなど、大規模チームと個別に契約を結ぶことにより、バーニー・エクレストンは、分配金の引き上げをもくろむFOTAグループの力を弱めることが可能になる。ルカ・ディ・モンテゼーモロは「グループ、あるいは個別での契約にかかわらず、契約は合意されるだろう」と述べた。関連:・F1:賞金分配の仕組み - 2011年12月9日・フェラーリ、FOTA脱退を正式発表 - 2011年12月3日・レッドブル、FOTA脱退を正式発表 - 2011年12月3日