モーターレースがオリンピック競技になる可能性はあるのだろうか? 長年、FIAのオフィシャルを務めているラルス・エスターリントは、モーターレースをオリンピック種目にすることを真剣に考えていると f1-insider.com が報じている。F1の統括団体であるFIAは、2年間の暫定期間を経て、2013年から国際オリンピック委員会(IOC)の正式承認団体として認められている。その際、FIA会長のジャン・トッドが中心的役割を果たした。
オリンピックで検討されるとすれば、“環境に配慮した”フォーミュラEのマシンが有力だとし、ドライバーには各国のF1スターたちが考慮されるはずだと同サイトは伝えている1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは「もしそうなったら二つ返事でオリンピックに出るよ」とコメント。「もちろん、誰だってそうだろう」 オリンピックにモーターレースが加わるという計画は決して“非現実的ではない”とジャック・ヴィルヌーヴは付け加えた。「30年前にテニスのベストプレーヤーが集まって、オリンピックに出るなんて誰が想像した?」