4度のワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、F1が完全な電気でのレースになることはないとし、フォーミュラEのようなコンセプトはうまくいくと考えている。F1は、2014年からピットレーンで電気駆動を導入することを計画していたが、エンジン供給元が延期するように求め、その計画は破棄された。
アラン・プロストは、F1の特性は完全に電動にすることは不可能だと考えている。「全部が電動になることは決してないだろう。決してね」とアラン・プロストはコメント。「私が生きている間は...それが可能になるとは思わない。レーシングではなくなってしまう」「完全な電気自動車のF1はありえないし、うまくはいかない。エネルギー処理の問題だ。うまく働かないだろうし、本質ではない」「世間に与えているメッセージは間違っている。2年後に誰もが電気自動車を走らせているとは言えない」だが、DAMSとともにフォーミュラEにチームとして参戦するアラン・プラストは、フォーミュラEのような選手権のための場所はまだあると考えている。「フォーミュラEは完全に異なっているし、完全に別物だ」とアラン・プロストはコメント。「我々がやっているのはいいことだし、我々は進むべき場所、何かを示す必要のある方向に進んでいる」「フォーミュラEは、発展と教育のミックスであり、都市の人々を教育していくものだ」「完全に異なるメッセージだし、気に入っている。だが、誤解しないでほしいが、F1がその方向に進んでいくことはない」関連:アラン・プロスト、フォーミュラEチーム『e.dams』を設立