フォース・インディアは、パートナー企業のサハラを失うことになると報じられている。インドの複合企業サハラ・インディア・パリワールの創設者兼会長のスブラタ・ロイは、投資家詐欺で2014年3月から刑務所に入っている。同社は、投資家に返済する資金を集めるために、ホテルや4機の航空機、そしてF1株式などの資産を売却し、合計4億4000万ドルを集めるという。
サハラは、2011年にフォース・インディアの株式42.5%を購入(約1億ドルの価値)。チーム代表のビジェイ・マリヤが42.5%、残りの15%はモル家が保有している。昨年、マシンサイドのサハラのロゴは、テルセルとカルロに替えられていた。サハラが株式を売却した場合、フォース・インディアはチーム名称を変更することになるかもしれない。フォース・インディアは、今年にむけてアストン・マーティンとのパートナーシップを目指していたが、実現には至らなかった。