アルゼンチンGPのF1復帰に向けた動きが現実的な段階に入っている。ブエノスアイレスの伝統的なサーキットでは、大規模な改修工事が進行中だ。すでに工事は約10%が完了しており、2028年のF1復帰を視野に入れたプロジェクトは着実に前進している。では、改修はどこまで進み、何が変わろうとしているのか。
改修は10%まで進行アウトドローモ・オスカル・イ・フアン・ガルベスでは、既存インフラの大規模な解体が進められている。ピットビル、グランドスタンド、パドック、そして旧アスファルトの大部分がすでに撤去され、全面的な再建段階に入っている。F1基準への再構築新たな路面にはGIMAの高分子アスファルトが採用される予定で、これは現在のF1開催サーキットと同等の仕様となる。まずはFIAグレード2の取得を目指し、その後レイアウトの再設計やストレート延長を含めた改修を経て、最終的にF1開催に必要なグレード1認証を取得する計画だ。2028年復帰を視野主催者は2027年のMotoGP復帰を目標に年内完成を目指しており、その後のF1復帰は最短で2028年が想定されている。物流面を考慮し、ブラジルGPとの併催も検討されている。コラピント効果で関心高まる今回の復活機運の背景には、フランコ・コラピントのF1参戦による国内の関心の高まりがある。ただし本人は、F1復帰はMotoGPよりも難易度が高いと冷静な見方も示している。約30年ぶりの開催へアルゼンチンで最後にF1が開催されたのは1998年で、このレースではミハエル・シューマッハが優勝している。長い空白期間を経て、アルゼンチンGP復活は現実味を帯び始めている。
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