FIAは、F1の参戦に必要なスーパーライセンスポイントのシステムについて、主催するカテゴリーのレースでペナルティポイントをゼロに抑えたドライバーにセーフティポイントを付与することを発表した。マックス・フェルスタッペンが17歳でF1デビューしたことを受けて、昨年初めにスーパーライセンスに関する新しいレギュレーションが導入された。
F1を目指すドライバーは、有効な運転免許を有していること、18歳以上であること、十分な経験があり他のチャンピオンシップで好成績を収めることが必要な条件となっており、後者を評価するために40ポイントのスーパーライセンスポイントを獲得しなければならない。トリノで行われた世界モータースポーツ協議会の会議で、FIAは安全に関する項目の調整を行い、“安全”なドライバーはシーズン毎に2ポイントを獲得できるようになった。「ペナルティポイントシステムが施行されているFIAチャンピオンシップにおいて、ペナルティポイントを与えられずにチャンピオンシップにフル参戦したドライバーには“セーフティボーナス”を与えられ、ドライバーが獲得したポイントに加えて2ポイントが追加される」とFIAは声明文で述べた。また、フォーミュラEと国際V8スーパーカーが新たにポイントシステムに加えられ、フォーミュラEのチャンピオンはスーパーライセンス獲得に必要な40ポイントを獲得できる。関連:F1:スーパーライセンスのポイント基準を変更
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