フェラーリは、2020年F1マシン『SF1000』を発表した。フェラーリは2月11日(火)、イタリアのレッジョ・エミリアにあるムニキパーレ劇場で新車発表イベントを開催。2020年のF1世界選手権を戦うマシン『SF1000』をお披露目した。SF1000という名称はフェラーリが6月に1000戦目のグランプリ出走を迎えることにちなんでいる。
フェラーリ SF1000は、一見すると昨年マシンに非常に似ているが、特にサイドからの画像ではこれまでよりも高いレーキ角がつけられていることがわかる。また、インジェクションボックス周りのウイングレットやバージボード周りの複雑さなど、細かな部分にこだわって開発されたことが見て取れる。2019年F1マシン『SF90』はロードラッグのコンセプトを採用して、高速トラックでは優位性をみせたが、ハイダウンフォースサーキットではその優位性は失われていた。そのため、『SF1000』ではダウンフォースレベルを最大化させることに焦点が置かれている。
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