フェラーリは、F1日本GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが3位、フェリペ・マッサはリタイアだった。フェルナンド・アロンソ (3位)「全体的に見て、僕たちにとってポジティブな一日だった。レッドブルの強さを示すために作られたようなサーキットで僕たちは表彰台を得ることができたし、チャンピオンシップリーダーに3ポイント差をつけられただけだ。クビサのリタイアによって潜在的な非常に強いライバルを考えなくてよかったのは運が良かった」
「クラッチの部分的な問題によって理想的なスタートではなかったけど、そのあとすぐにバトンからポジションを奪うことができた。前半はディフェンシブなレースをしていたし、マクラーレン、特に僕たちのクルマとは戦略が違うジェンソンとの距離をキープしようとしていた。そのあと、彼らはもはや脅威ではないとわかり、レッドブルに少しプレッシャーをかけようとしてみたけど、できることはなにもなかった。ここでの彼らはパーフェクトだったし、そうなってしまうと彼らを倒すのは本当に難しい。でも、必ずしもこのようにはならないことは経験が教えてくれている。そうでなければ、彼らはすでにチャンピオンシップに勝っているだろう。なので、僕たちはあらゆるチャンスを最大限に活用しなければならない。僕たちは全てのレースでF10を改善させようとしている。例えば、ここではシャルの新しいオイルや他にも小さな空力アップデートを持ち込んだ。今後数レースでもさらに新しいパーツを持ち込む。それほど大きくはないかもしれないけど、まとめればそれらはコンマ数秒を与えてくれる。それは常に有益なことだ。今週末は堂々と戦うことができた。トップとのギャップを縮めるためにこれからのレースでウェバーを倒さなければならないことはわかっている」フェリペ・マッサ (リタイア)「今日は本当に呪われた一日だったよ! 今朝の予選ではトラフィックによってQ3に進むことができなかった。午後のレースでは最初の2つのコーナーさせ通り抜けることができなかった。スタートで僕の前にいたロズベルグのスタートが良くなくて、最初に左に動こうとしたけど、スーティルがそこに来ていた。それで右に動いたけど、それによって芝生と縁石に乗ってしまった。その時点でクルマは飛び上がって、1コーナを抜けることができず、最後はリウッツィのフォース・インディと接触してしまった。フェルナンドが示したようにレースでの僕たちのクルマのペースは良かったし、ポイントフィニッシュを争えたと思うので残念だ。主な問題は予選のままだ。今日はトラフィックがあったけど、再び苦しんだ。レースでの状況は良くなっているけど、オーバーテイクがどれくらい難しいかはわかっている。ここ2レースはフタストレーションが溜まったけど、今年は状況がどれくらい早く変化するかを何度も見てきている。残り3戦でもベストを尽くすつもりだ」関連:F1日本GP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉7位!