スクーデリア・フェラーリは、技術部門の再編に向けた動きを現在も続けている。シーズン中であっても人事の入れ替わりは自然な流れであり、フレデリック・バスールが選定した一部の人材は、他のF1チームからの移籍に伴うガーデニング期間をまだ消化している段階にある。フェラーリはここ最近、いわゆる「フランス人エンジニア」の補強を継続してきた。バスールを筆頭に、ロイック・セラ、フランク・サンチェスに続き、次にマラネロへ加わるのはファエンツァを拠点とするレーシングブルズからの人材だ。
レーシングブルズから新たなパフォーマンス運営責任者が加入その名はギヨーム・デゾトゥー。技術部門の上層部とバスール自らが選定した人物で、既に空力部門のディエゴ・トンディ、そして直近で加入したサンチェスが在籍する技術組織の中に組み込まれることになる。正式な役職は「パフォーマンス・オペレーション責任者」。マラネロでの実際の業務開始は、2026年2月2日(月)からとなる。ミシュランとトロロッソで培ったキャリアフランス人エンジニアであるデゾトゥーは、元メルセデスの技術者と似た経歴を持つ。ミシュランでタイヤ・パフォーマンス・エンジニアを務めた経験を挟みつつ、トロロッソで2度にわたりキャリアを築いてきた。最初の在籍は2006年から2011年まで。続く2012年から2020年までの2期目では、最終的に車両パフォーマンス部門の責任者(ヘッド・オブ・ビークル・パフォーマンス)に就任した。この役職は、その後のアルファタウリ、レーシングブルズ時代にも引き続き務め、数か月前まで同チームの中核を担っていた。フェラーリは、こうした実戦的なパフォーマンス運営の経験を持つ人材を迎え入れることで、2026年F1レギュレーション下での競争力強化を図っていく構えだ。
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