エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルF1退団を発表し、次の移籍先に一歩近づいたようだ。イタリアのメディアによると、フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールは今週初め、エイドリアン・ニューウェイと契約の最終詳細を話し合うためにロンドンに飛んだという。
水曜日の朝、レッドブル・レーシングは、エイドリアン・ニューウェイがミルトンキーンズを拠点とするチームを去ることを発表した。Gazzettaによると、エイドリアン・ニューウェイはフェラーリへの移籍に近づいており、バスールは今週末のマイアミGPのために火曜日にマラネッロを拠点とするチームとともにマイアミへ飛ぶことをせず、ニューウェイとの話し合いのためにロンドンへ向かったという。エイドリアン・ニューウェイは昨年、フェラーリやルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソと仕事をしなかったことは、自身のキャリアに関して「感情的な後悔」だと認めている。しかし、65歳のニューウェイが、2025年からチームと複数年契約を結ぶルイス・ハミルトンとともにフェラーリに加わることを選択した場合、これらのボックスのうち2つにチェックを入れるチャンスがある。Gazzettaは、エイドリアン・ニューウェイとフェラーリに関する発表がマイアミGP後に行われる可能性があると報じている。RacingNews365によると、エイドリン・ニューウェイは2025年2月か3月ごろに正式に離脱することになっており、レッドブルは発表の中でニューウェイが来年の第1四半期まで会社を離れることはないと認めている。しかし、ニューウェイがその前にライバルチームと契約を結ぶようなことがあれば、ガーデニング休暇に入ることになる。その後に契約を結ぶ場合はそのような義務はなく、レッドブルを去った後、すぐに新しいチームで仕事を始めることができる。エイドリアン・ニューウェイは即座にレッドブルのF1活動から身を引き、代わりに同社の次期ハイパーカーRB17に集中することになるが、今年の残り期間はサポート役としてパドックに姿を見せる予定だ。