フェラーリは、F1カナダGPに先駆けて両方のドライバーのターボチャージャーとMGU-Kを交換した。フェラーリは、F1スペインGPで“スペック2”エンジンを投入したが、今週末のF1カナダGPまでセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのマシンのターボチャージャーとMGU-Hの交換するのを待っていた。
これでフェラーリの2台はジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで完全版の“スペック2”パワーユニットを搭載したことになる。フェラーリは、F1カナダGP初日のフリー走行でシャルル・ルクレールがトップタイム、セバスチャン・ベッテルが2番手タイムを記録している。フェラーリのカスタマーチームであるハースとアルファロメオ・レーシングは、前戦F1モナコGPですでにパワーユニットのすべてを交換していた。今週末のF1カナダGPではメルセデスが“フェーズ2”パワーユニットを投入。カスタマーのウィリアムズとレーシングポイントも最新版に交換している。