フェラーリの新CEOに就任したルイス・カミッレーリは、2019年のドライバーラインナップを急いで決定するつもりはないと語る。フェラーリの前会長セルジオ・マルキオンネの急死を受け、ルイス・カミッレーリは今年7月にフェラーリのCEOに就任している。生前、セルジオ・マルキオンネは2019年のセバスチャン・ベッテルのチームメトとして、フェラーリの育成ドライバーで今年ザウバーでF1デビューを果たしたシャルル・ルクレールを昇格させることを推進していたと報じられてる。
しかし、セルジオ・マルキオンネの死により、フェラーリの上層部は経験豊富なキミ・ライコネンを続投させる方針を固めたとされている。今週末、フェラーリのホームグランプリであるモンツァで発表があるのではないかと噂されていたが、それは実現しないようだ。ルイス・カミッレーリは、フェラーリは2019年のドライバーを決定に関する最終期限を設けていないと述べた。「我々はまだ決断していない。タイムフレームは存在しない。だが、決断が下されれば、次に知るのはあなた方になるだろう」フェラーリのスポンサーであるフィリップモリスの元会長を務めていたルイス・カミッレーリで、キミ・ライコネンとは親しい関係であることを認めている。しかし、最終的に決断を下すのはフェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネだとカミッレーリは語る。「実際、私はキミのことをとてもよく知っている。彼はずっと以前から私の友人だ」とルイス・カミッレーリは述べた。「意思決定のプロセスに関しては、チームが判断することだ。チーム代表として最終的にはマウリツィオが決定を下すことになる。だが、我々も議論には参加する。準備が整い次第、お知らせする」