フェラーリは、F1イギリスGPのフリー走行1回目に第2世代となるハローをセバスチャン・ベッテルのマシンに装着して実走テストを行った。フェラーリは、先週の木曜日にオーストリアで主にドライバーの脱出に焦点を置いた“ハロー2”の静的テストを行っていた。それらのテストは成功したが、フェラーリはSF16-Hで走行テストは今週末のF1イギリスGPに延期されていた。
セバスチャン・ベッテルは、シルバーストンでのフリー走行1回目にハローを装着したマシンでインストレーションラップを完了された。ハローは、バルセロナテストでセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがテストして以降、改良が加えられており、材質はチタンへと変更になり、強度と軽量化が施されている。今週のテストの後、2017年に全マシンに導入される前にさらなる改良が加えられると予想されており、FIAは、夏休み前のどこかのポイントでハローの最終的なデザインを決定するとみられている。